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トルクメン指導者、親族を改葬

 中央アジアのトルクメニスタン共和国大統領は、両親と兄弟の遺灰を、自分の生まれた砂漠の村に新しく建造された大霊廟に移した。政府閣僚と外国大使が厳粛な式典に出席し、その模様は国営テレビで生放送された。4つの棺が、納骨所の中の黄金と宝石でできた霊廟に運び込まれた。

 サパルムラト・ニヤゾフ大統領は1985年からこの国を支配しており、終身大統領となっているが、幼いころに孤児となっていた。その父親は第二次世界大戦中、ソビエト陸軍とともに戦って亡くなった。母親と兄弟は1948年に首都アシュガバットを潰滅させた地震で亡くなった。その遺体はそれまで見つかっていないと思われていた。
 大霊廟の前に集まった群衆に、大統領は語った。
「母親は33歳で亡くなりました。父親は31歳でした。人生を楽しむことができなかったのです。そこで、わたしたちはここで死者に敬意を払うのです」

家族のきずな*

 大霊廟はニヤゾフの母グルバンソルタン(Gurbansoltan)を記念してアシュガバット近郊キプチャクに建てられた記念施設の一部である。これは、フランスの建築大手企業ブーイグ(Bouygues)が建築した1万人の礼拝者を収容可能な新しいモスクの隣に建っている。
 新しい施設における大統領の家族の墓所は、強烈な象徴的行為だ、と現地のBBS特派員モニカ・ホイットロックは言う。それは大統領自身の最後の安息の場所がどこになるかを示している――世界中のイスラム教徒の巡礼地となる場所にしたいと願っている大霊廟の中心だ。それは、家族の美化の最終段階であるとも考えられる――それは国家指導者としてのイメージの急所だ。

改造*

 トルクメニスタンは実質的に一党状態である。ニヤゾフの肖像はトルクメニスタンのどこにでも掲げられ、通りと街にはその名前がつけられている。
 木曜日、大統領は新しい治安・内務大臣を任命し、これは今年5回目の内閣改造であると伝えられる。前国家治安大臣アンナゲルディ・グムマンノフ(Annageldi Gummannow)は「心優しい」性格のために地位を失った、とニヤゾフは語った。
「彼は少し心が優しい。多くの場合寛大であり、それはわたしたちにも必要なことです。しかし、あなたが国家治安に対する敵に直面しているとき、優しすぎてはいけないのです」とニヤゾフはテレビ放送で発言した。
 しかし、大統領は、頻繁に閣僚を入れ替えることで権力の把握を保ち、それによって大統領の権力に挑むことを防いでいるのだ、という人もいる。

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