トルクメニスタン☆ニュース

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トルクメニスタンは録音された音楽を禁止

トルクメン大統領サパルムラト・ニヤゾフは、公共のイベント、テレビ、結婚式で、録音された音楽をかけることを禁止した。大統領令で、ニヤゾフは、トルクメンの文化を「否定的な影響」から守る必要があると述べている。
 これは、権威主義の大統領が、この孤立した旧ソ連国家内で外国の影響を最小にしようという最近の動きだ、と分析者は述べる。大統領はすでに、オペラとバレエを「不必要である」として禁止している。

「本当の文化」*

 ニヤゾフ大統領令は、公式な日刊紙「ネイトラルニ・トルクメニスタン」(Neitralny Turkmenistan=中立トルメニスタン)で公表された。これは録音された音を「国家の休日の音楽公演、トルクメンテレビチャンネルでの放送、国が組織するすべての文化イベント……多くの人たちが集まる場所、民間で行なわれる結婚式や祝典」において使うことを禁止するものである。この動きは「トルクメン人の音楽・歌の伝統を含む本当の文化を守る」ためのものであるという大統領の発言が新聞に載せられている。
 そして、国営テレビ放送でのコメントで、ニヤゾフは閣僚にこう話した。
「不幸にも、テレビでは、自分の古い歌を口パクしている年輩の無言の歌手を見ることができる。口パクで才能を殺してはならない……新しい文化を創ってほしい」

個人崇拝*

ニヤゾフ氏はトルクメンバシ(トルクメンの父)という名で呼ばれ、ソヴィエト時代からこの砂漠の国を治めてきた。大な個人崇拝をつくりあげ、生活のありとあらゆる面における行動を規制する法令を発表してきた。2001年に終身大統領ニヤゾフ氏は、若者が金歯をはめないように呼びかけ、また若者のヒゲや長髪を取り締まった。大統領の写真が公共の建物を飾り、道徳・精神的なガイドブックである著書はトルクメン全土で読むよう規定されている。
 多くの人にとってこの法令は危険なほど権威主義的だ、とBBCユーラシア編集者キャサリン・デイビスは述べる。大統領を知る人々によれば、大統領は「黄金時代」に国家を導くために神によってつかわされたのだと信じているに違いない、という。巨大建築プロジェクトが貧困に陥ったこの国の首都ではよく見られるが、どこでも監視ばかりで、公的に反対の声が上がるのはまれな出来事だ、とキャサリンは語る。

ニヤゾフの法令*

  • オペラとバレエを禁止
  • 若者の長髪・あごひげを禁止
  • カーラジオ禁止
  • すべての公共の場所にはビデオモニターを必須
  • 首都アシュガバット以外のすべての病院を閉鎖
  • 大統領と母親の名前などにちなんでカレンダーの月名を改名
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  • 出典:Turkmenistan bans recorded music
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