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砂漠の雪のおとぎ話――トルクメニスタン初の氷の宮殿が建設

 トルクメニスタンのこの種のスポーツ施設としては初の氷の宮殿の開幕式が、5月19日にアシュガバットの南の郊外で開かれた。

 数年前、トルクメニスタン大統領サパルムラト・ニヤゾフが初めて、ホッケートーナメントとフィギュアスケート競技のためのアリーナを建設したいという願いを表明したとき、専門家のほとんどはこの考え方に疑問を呈した。国家のほとんどが摂氏40度を超える砂漠に覆われているトルクメニスタンの住人は、天然の雪を見ることさえ非常にまれなのである。そのためにこの国には一定層のウィンタースポーツファンがいない。しかし、トルクメンバシはこの考えをあきらめず、フランス企業Bouygues に氷の宮殿の建設を依頼した。
 このプロジェクトには2150万USドル(約20億円)を費やした。この資金は、欧州標準のホッケーリンクの大きさに合わせたスケートリンクを覆うスタジアムの建設に使われたものである。1000人収容のスタジアムは、8000平方メートルの広さがある。さらに、スタジアム内には氷製造システムと、スポーツウェア・レンタル機関が置かれた。アシュガバットのスポーツウェア販売店では、スケート靴もホッケースティックも売っていないからである。Bouygues代表によれば、スタジアム内の温度は20~24度に保たれ、氷表面で15度を超えることはない。
 ニヤゾフ自身がこの氷の宮殿の最初の訪問者として名を記した。また、内閣閣僚も週に一回スケートをすべきだと提案した。そして、スケートの時間を午前7時と設定もした。トルクメン指導者によれば、スケートは「老人にも若者にも健康を与える」。それに先だって、陸上競技選手の訓練のためにコペトタグ山麓の丘に作られた健康トラックを閣僚は週に一回訪問すべきである、と断固として主張していた。

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